多様化する介護業界の働き方について

介護というと、「大変」「勤務時間が長い」「給料が安い」といったマイナスのイメージが強い仕事というイメージがあります。しかし、現在は介護業界の働き方も多様化しています。今回は多様化する介護業界の働き方について解説します。

正社員だけはない。介護業界の働き方

介護業界というと、少ない人数の正社員が長時間労働をしているというイメージがありました。しかし、現在は正社員以外でも、派遣社員やパート・アルバイトでも働ける施設が増えています。正社員は1日8時間以上の勤務が原則ですが、パートやアルバイトならば4、5時間から働くことが可能です。また、派遣社員ならば、3か月や半年といった短期の勤務もすることができます。ライフスタイルに合わせて働くことができれば、より多彩な働き方ができるでしょう。

夜勤だけ・日勤だけといった働き方も可能

パートやアルバイトならば、夜勤のみ、日勤のみといった働き方も可能です。介護業界で働きたいけれどどうしても夜勤に入ることができない。もしくは、夜間のバイトを探しているが、賃金だけでなくやりがいや将来性のある仕事をしたいという方にも、介護業界の門戸が広く開かれることになりました。また、パートやアルバイトの職員が増えれば、正社員の負担も軽くなります

施設によって対応はまちまち

しかし、施設によっては正社員のみしか募集していない、パートやアルバイトは日勤のみというところもあります。ですから、正社員以外で働きたい場合は施設の募集要項を確認しましょう。また、介護に関する資格の中には正社員で働かないと受験資格をえられないものもあります。ですから、パートやアルバイトで働きたいという場合は、事前に働きたい施設の雇用条件を確認しておきましょう。

派遣社員ならエージェントのアドバイスを受けることもできます

派遣社員の場合は、利用する派遣会社によってはエージェントがついて就職に関するサポートやアドバイスをしてくれます。場合によっては正社員として働くよりスムーズに就職できるかも知れません。今は派遣社員から正社員に登録できる職場もあります。フルタイムで働きたい場合も派遣社員という形態を視野に入れてみましょう。

まとめ

今回は、介護業界の働き方について解説しました。フルで働けないから資格はあるが介護業界では就職ができないと思っている方は、パートやアルバイトも視野に入れて職探しをしてみましょう。