(健康情報)慢性的な睡眠不足や、日中の眠気を予防しよう ―後編―

前編では、「眠気」と一言でいっても、さまざまな症状や原因があることをご紹介しました。では、実際に眠気を解消するためにできることは? 後編では、慢性的な睡眠不足や、日中の眠気予防のためにできることをご紹介します。

2.日中の眠気予防のためにできること

慢性的な睡眠不足が原因の人は、まずは毎晩7時間睡眠を目安に、十分な睡眠時間を確保するよう心がけましょう。また、平日と休日の起床時間を変えないことも大切です。週末の寝だめは、週明けの不調を招く原因になります。夜寝る時間を早めるのは問題ありませんが、朝起きる時間はいつも一定にしましょう。交代制勤務の場合は、夜勤明けで帰宅するときにサングラスをつける、帰宅後は部屋を暗くしておくなどの工夫をしましょう。

まずは、「毎晩7時間睡眠」を2週間ほど続けてみて、それでも眠気が治まらない場合は、一度専門医の診察を受けてください。

3.睡眠状態を検査で診断。治療は根気よく継続を

専門外来では問診のほか、夜間の睡眠状態を見るため一泊入院による「睡眠ポリグラフ検査」「睡眠潜時反復検査」などで過眠症のタイプを判定します。根治的な治療はなく現在は薬による対処療法が一般的のため、長い目で治療を続けていかなくてはなりません。また、薬を継続的に服用している場合は、運転免許の取得や更新時に申告が必要になることもあります。

※「竹内スリープメンタルクリニック」では、「富山大学付属病院神経精神科」と連携をして一泊入院の検査をおこなっています。

【出典】

教えてくれたのは…

竹内スリープメンタルクリニック(富山市弥生町)

竹内正志 院長

出典:月刊情報誌Takt(2016年5月号)「Takt Clinic」

https://takt-toyama.net/