今までの経験や人脈を活かして顧問として働いてみる

現在、国は75歳までの就業を推奨しています。一度退職した会社に再就職する方も多いことでしょう。しかし、もう少し自由に自分の知識や経験、人脈を活かして働きたいという方もいると思います。そんな方に人気なのが「外部顧問」という働き方です。

外部顧問という働き方

外部顧問とは、企業の求めに応じてアドバイスやサポート、時に提案を行う仕事です。一昔前までは『顧問』というと、役員を務めた会社内部の社員が定年後に再就職するポストというイメージがありました。しかし今では、会社が外部の人間にアドバイスやサポートを求めるときだけ契約を結ぶ「外部顧問」が増えています。

外部顧問はシニア世代の活躍場所

顧問は、色々な年代・性別・職業の方がなることができます。しかし、企業は豊富な知識と経験、人脈のある方を望んでいます。ですから、企業に顧問を紹介する仲介業者は、豊富な知識と人脈、経験を持つ50才以上のシニア世代を求めているのです。特に、大企業に勤めていた方や、自身で会社を経営していた方は外部顧問としての需要があります。

外部顧問は自由な働き方が可能

正社員とは異なり、外部顧問は「企業が抱える問題を解決してくれればよい」立場です。ですから、出勤時間も勤務時間も比較的自由がききやすいでしょう。また、長期契約を結ばない限り、案件ごとの契約となりいろいろな企業で働くことができます。無事に案件を解決できれば評判が高まり、次の案件も繋がるでしょう。自分の能力を活かして自由に働きたいという方にはぴったりです。

今までの経験と人脈を活用できる

今までの会社で働き続けることは難しいが、今までの経験と人脈は活用したいというシニアにとっても顧問という働き方はおすすめです。顧問として需要があるのは知識と経験のほかに人脈があります。企業の問題によっては内部だけでは解決できず、外部の人間に解決を依頼したほうがいいこともあるでしょう。この場合、顧問に人脈があれば橋渡し役を務めることができます。ですから、豊富な人脈のある方は顧問紹介会社などからアプローチも多いでしょう。

顧問紹介会社に登録してみよう

顧問として働きたい場合は、人材派遣会社のように顧問紹介サービスに登録するのがもっともおすすめです。自分で企業にアプローチをかけるところと、エージェントが間に入ってくれるところがあります。自分の使いやすいところを厳選して使いましょう。

まとめ

今回はシニア世代におすすめの働き方として外部顧問を紹介しました。定年後の働き方に悩んでいるシニアはぜひ選択肢の1つに入れて見ませんか?